【学び論】vol.21 朝の習慣、夜の習慣

こんばんは、渡辺です。

あなたは、夜、しっかりと眠れていますか?朝、すっきりと起きれていますか?私は、以前は寝つきが非常に悪く、睡眠剤を頼ったこともありました。寝つきが悪いどころじゃない、不眠症に近いものがありましたね。

この「眠いのに眠れない」というのはとても辛いものがあって、それが3日4日も続くと頭がおかしくなりそうなこともありました。

 

■しかし、今は、とてもスムーズに眠れますし、その結果朝もパッと起きれるようになりました。一言で言うと、睡眠の質がとても高くなったのです。これは、何か特別なことをやっているわけではなく、佐藤伝さんの「朝の習慣」という本と「夜の習慣」という本に書かれている事を実践しただけです。それに多少アレンジを加えていますが。

まず、キーポイントになるのが「朝」です。休みの日でも起きる時間を同じにする、というのがまず一歩。そうやって、体のリズムを整えます。そして、朝起きたら太陽の光を浴びること。良く言われることですが、人間の体内時計は25時間で、放っておくと少しずつ後にずれていってしまうので、朝の光を浴びることで体内時計をリセットするのです。

それからゆっくりご飯を食べて仕事に出かける。朝、あわただしくしないというのも一日のリズムを整える上で重要です。

 

■夜は23時半にはPCの電源を落とします。寝る前までメールを読んでいたりYoutubeを観たりしていると、決まって眠れないのです。脳が興奮してしまうんでしょうね。

PCを落としたら風呂に入ります。少しぬるめ(41度)のお湯にやや長め(15分ほど)入って、風呂からあがったらテレビも見ずに寝る体制に入ります。睡眠に関する本を読むと、寝る1時間~2時間ぐらい前に風呂に入って体温を上げ、身体が冷える前に布団に入ることで一気に深部体温が下がり、それによって深い眠りに導かれるそうです。

部屋の明かりを薄暗くして本をゆっくり読んで、電気を消します。それで、5分程丹田呼吸をして気持ちを整え、さらに5分程瞑想をします。瞑想といっても難しいことは何もなく、正座をして、呼吸に集中するだけです。何も考えない、というのはなかなか難しいのですが、呼吸に集中することで雑念が浮かびにくくなります。どうしても色々なことが浮かんできてしまいますが、そうしたらまた呼吸に意識を戻します。

最後に、10分程軽くストレッチをして、寝る時用の音楽を小さくかけて布団に入ると、1曲聞き終わる前に眠れてしまっています。

ポイントは、夜は極力情報を遮断して、暗い中で静かに過ごすこと。テレビ、PC、スマホは見ない。夜、スーッと眠れると朝起きるのも楽で、いいリズムが生まれてきます。

 

■なぜ、こんな「朝と夜の過ごし方」を書いたかというと、学びのためには常に脳を良い状態にしておく必要があるからです。寝るのが遅くなる日もあれば、睡眠時間が足りない日もやっぱりあります。そんな日は、翌日決まってパフォーマンスが悪いのです。私の場合、寝不足がもろに現れるのでなおさらなのですが、睡眠不足だと集中力が出ないというのは多くの方が共通していると思います。本を読んでもまったく頭に入ってこないし、そもそもなかなかページが進まない。夜、少し頑張って仕事したり勉強したりすると翌日ガタっときて、結局トータルで見るとマイナスだったりするのです。

仕事でも勉強でも高いパフォーマンスを発揮しようと思ったら質の良い睡眠が不可欠。そのためには、夜の過ごし方、朝の過ごし方を変えてみましょう。

オンライン動画講座の詳細はこちら