【学び論】vol.26 リーガル・ハイ

こんばんは、渡辺です。

私は最近ほとんどテレビを観ないのですが、以前は普通に観ていまして、いくつか好きなドラマもあります。特に好きなのは「Dr.コトー診療所」「ちりとてちん(NHKの朝ドラ)」「リーガル・ハイ」の3つ。

他にもたくさんありますが、3つ選べと言われたらまずこの3作品が挙げられます。

 

■この中で、「リーガル・ハイ」は独特のテンポの良さと、コメディセンス、ひねった脚本が特徴の古沢良太さんが脚本を書いたドラマ。「正義が勝つのではない、勝ったものが正義なのだ」と豪語する、堺雅人演じる悪徳(?)弁護士が活躍するドラマですが、この中で、いわゆる「神回」と言われる回があります。話しについてはここで書くととても長くなるので書きませんが、堺雅人が、約4分、早口でひたすらしゃべりまくる場面があるのです。このシーンが、まさに「圧巻」。

よく噛まずにこれだけのセリフをしゃべれるなと感心するのですが、その中身も秀逸です。ぜひDVDなどで見て欲しいのですが、このうち、ほんの一部を抜粋します。

「誰にも責任を取らせず、見たくないものを見ず、みんな仲良しで暮らしていけば楽でしょう。しかしもし、誇りある生き方を取り戻したいのなら、見たくない現実を見なければならない。深い傷を負う覚悟で前に進まなければならない。戦うということはそういうことだ。愚痴なら墓場で言えばいい!」

 

■私たちが生きていく上で、不条理なことや理不尽なことはたくさん起こります。往々にして、それらの出来ごとは見て見ないふりをしてしまいがち。あるいは、安易な妥協点を見出すか。

それでは、ダメなのです。

自分の身に起こる様々な不条理、理不尽に対して、勇気を持って立ち向かわなければいけない。「深い傷を負う覚悟で前に進まなければならない」のです。

何もしなければ楽です。しかし、「楽」からは何も得られない。何も学べない。向かい風に立ち向かう事で人は成長できるのです。

 

■たとえ、目を背けたくなるような現実があったとしても、そこから逃げないでください。「誇りある生き方」を突き進んで下さい。

リーガル・ハイ。

基本はコメディですが、中身は深く、鋭く、人間の本質にズバリと切り込んできます。

ぜひ観てみて下さい。

メチャメチャ面白いです。

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