【学び論】vol.12 地震などの自然災害に対する危機管理

こんばんは、渡辺です。

自然災害はいつ起こるかわかりません。比較的予想しやすい台風でさえ、大きな被害を生み出すこともあり、予測が困難な地震だとなおさら甚大な被害を受ける場合があります。南海トラフや首都直下型などは、いつ起きてもおかしくないとずっと言われています。富士山の噴火も、色々なところで言われていますね。

「30年以内に起こる確率は70%」というようなことが言われていますが、「自分が生きている間に必ず起こる」と思えば、より現実感を持てるのではないでしょうか。

急な地震に対応するのは難しいですが、少なくても地震が発生しても大丈夫なように(特に地震発生後)、日ごろから準備を心掛けておきましょう。

災害対策については少しネットで検索すればたくさん出てきますので、ここでは私がしている備えをお伝えします。

・玄米20キロ、天然の塩1キロ、化学調味料などを使っていないお味噌3パック、ミネラルウォーター24リットル…万一野菜などが手に入らなくなっても、これだけあれば当面大丈夫です。玄米であれば長期間の保存もできますし白米と比べて栄養価も高いのでお勧めです。

・カセットコンロ+ガス15本…特にIHの家は必須です。停電した場合の調理用の火の確保は絶対に必要です。

・黒のビニール袋と凝固剤…トイレが使えない時に重宝します。便や尿を固めて見えないように処分するためです。

・介護用のおしり拭き、ドライシャンプー、口腔ケアティッシュ、リハビリパンツ…介護用品はサバイバルにも使えます。水が使えない時にとても重宝するのです。リハビリパンツというのは紙素材でできた使い捨てパンツです。洗濯ができない時に役立ちます。

・トイレットペーパー、ティッシュペーパー…1か月分程度のストックは常備しましょう。

・懐中電灯、ランタン型の電池式電灯、電池をたくさん…懐中電灯だけだと片手がふさがってしまうため、置いて使えるランタン型の電池式電灯も用意しておきましょう。

・石油ストーブ+灯油…冬場の停電には必須です。ファンヒーターではなく、電気を使わない「ストーブ」です。

・充電器…スマホの充電用。ラジオが付いているものも売られています。市販の災害用品キットの中に入っていることも多いです。

・現金…停電時、最後に頼りになるのは現金です。

・ヨガマット…固い床で寝なければいけない時など重宝します。(普段からストレッチなどに使っています)

・市販の緊急避難セット…こまごまとしたものが一通り入っています。

・お風呂には常に水を張っておく…いざという時に貴重な水資源になります。

・ポータブル発電機…余裕があれば欲しいところです。5万円~10万円程度で買える機種もあります。家庭にあるコンセントと同レベルの安定した出力の電力を供給できる「インバーター発電機」なら、パソコンやスマホの電源としても使えます。

 

■事故も、いつ起きてもおかしくありません。むしろ、確率的には自然災害に合うよりも高いでしょう。これも、日ごろからの危機管理である程度防ぐ事ができます。

・交差点での信号待ちの時はなるべく奥にいて、できれば電柱や木の後ろにいる。(突っ込んでくる車から身を守るため)

・電車は真ん中の車両より2つほど後ろの車両に乗る。(前と後ろは追突のリスクがあり、真ん中は横転の可能性が高い)

・よほど高層階であるとかエスカレーターが無いところ以外は極力エレベーターを使わない。(災害発生時にエレベーターに閉じ込められるリスクを回避)

など、ちょっとした心がけで事故や災害から身を守れたりサバイバルできたりします。

 

■企業でも個人でも危機管理の意識は必須です。私たちは、つい昨日と同じ今日が、今日と同じ明日が当たり前に来ると思ってしまいますが、その絶対的な保証などないということを常に考えておかなければいけません。

実際に大きな災害に見舞われたときに、「準備をしておけば良かった!」という後悔だけは、絶対にしたくありません。

そう思うと、今何をすべきか見えてきます。

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