【学び論】vol.32 指示待ち人間でいたいですか?

こんにちは、渡辺篤志です。今回は「指示待ち人間でたいですか?」というテーマでお伝えします。どうぞお付き合いください。

 

私は現在、訪問介護の事業所を経営し、その他に速読の動画講座を作ったりコーチングを行ったりというように、規模は小さいですが「起業」をして生活の糧を得ています。ただ、私は必ずしも起業することがいいと思っているわけではありません。

数百万~数千万ぐらいの小さな規模のビジネスをするよりも、企業にいて数億、数十億という規模の大きなプロジェクトを動かす方が向いているという人もいるでしょうし、正確で確実な仕事をすることが得意で、事務的な仕事を任せるととても高いパフォーマンスを発揮する、という人もいるでしょう。

人それぞれ得意不得意があり、起業に向いていない人に起業することはお勧めしません。

 

■しかし、起業するしないにかかわらず、「起業家的な視点を持つ」ことは、どんな仕事についていようと大切です。起業家的な視点というのは、「自ら主体的に仕事に取り組む」ということです。いわゆる「指示待ち人間」ではなく、自分から課題を発見し、解決策を考え、行動に移す。そのような能力です。

起業するとすべてがその連続なので嫌でも能力が身に付きますが、組織にいると、ややもすると「指示待ち人間」になってしまう恐れがあります。仕事に対して受け身になってしまうのですね。それでは、いつまでたってもポジションが上がっていくことはないでしょう。

主体的に仕事に取り組み、今自分ができる以上の価値を提供することで、自然とそれに合わせたポジションが後からついてくると思うのです。

 

■企業で働いていても、新しい取り組みをどんどん始めたり、プロジェクトを段取り良く進めたり出来る人は、間違いなく「起業家精神」を持っています。起業家精神というのは、何も独立起業家だけの専売特許ではないのです。

激しく変化する今の時代、企業で働いている人も、公務員として働いている人も、教師や税理士や弁護士などの仕事をしている人も、福祉の仕事をしている人も、この、「起業家精神」は必要になってきます。周囲に認められる人材になるために。

今は起業に関する本やネットで学べる講座などもたくさんあります。「指示待ち人間」で終わりたくないと言う人は、ぜひ「起業」の勉強もしてみて下さい。

今回は、「指示待ち人間でいたいですか?」というテーマでお伝えしました。ありがとうございました。

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